今回は、ホノルル空港での入国審査で私が経験した、ちょっとしたトラブルとその教訓についてシェアしたいと思います。これからハワイに旅行される予定の方に、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

前回の失敗を踏まえて…

前回ハワイを訪れた際は、日本航空(JAL)の便で到着しました。ところが、その便が遅延してしまい、ちょうど同じタイミングで韓国からのフライトとも重なってしまったのです。私はビジネスクラスだったので早めに降機できたものの、イミグレーション(入国審査)はすでに長蛇の列。結局、1時間近く空港で足止めされることに。

その時の反省を踏まえ、「今度こそスムーズに入国したい!」と強く思い、今回は事前にアメリカの税関・国境取締局(CBP)が提供しているMPC(Mobile Passport Control)のアプリをスマートフォンにダウンロードし、入国申請の準備を整えておきました。

MPCアプリとは?
MPCは、アメリカへの入国審査をより迅速に行うためのモバイルアプリです。対応している空港では、紙の申告書の代わりにこのアプリで必要情報を入力・送信し、専用のMPCレーンを使って入国審査を受けることができます。グローバルエントリーを持っていない旅行者でも利用でき、待ち時間を大幅に短縮できる可能性があります。
(参考サイト)https://ontrip.jal.co.jp/ame/17709301

しかし、現地でトラブル発生!

ところが、順調に進むと思われた今回の旅、思わぬ落とし穴が待っていました。

ホノルル空港に到着し、いざMPCアプリを立ち上げ、情報を送信しようとしたところ…スマホのローミング通信がうまく機能せず、まったくネットに繋がらない!空港内の無料Wi-Fiも、なぜか接続できず。

そんな状態のまま、MPCレーンを進んでいくと、ついに自分の番が目前に。けれど、ネットに繋がっていないため、アプリからの申請ができず、やむなく列を離れて通常の入国審査の列に並び直すことに。

結果的には、前回ほど長くはかからず、1時間以内には入国できたのですが…MPCを使えば数分で済んだはずの手続き。完全に大失敗でした。

後から分かったこと、そして反省点

あとで分かったことですが、MPCレーンにはアプリを使っていない人まで並んでいて、ごり押しでそのまま審査を受けていたとのこと。

しかも、一緒に旅行していた仲間はちゃんとネットに繋がっていたので、お願いすればテザリングで通信を共有してもらうこともできたのに、焦ってしまってその判断ができませんでした。

今後のための教訓

今回の経験から学んだこと。

  • ネット通信手段(ローミング設定、eSIM、Wi-Fi接続方法など)は事前に確認しておくこと。
  • 万一の通信トラブル時の代替策(テザリングできる仲間がいれば頼る)も考えておくこと。

おわりに

焦りのピークに達していたとき「Wi-Fiにつながらないんですか?私も前回そうだったんです。困りますよね…」と、後ろに並んでいた女性が話しかけてくれました。

聞けば、彼女も以前ホノルル空港で同じように通信がうまくいかず、MPCが使えなかった経験があるとのこと。機種によっては空港のWi-Fiとの相性が悪いこともあるようで、電波状況やスマホの設定次第でこうしたトラブルは起きがちなのだとか。

その一言に少し心が落ち着き、「自分だけじゃないんだ」と感じられたのは、今回のちょっとした救いでもありました。

ホノルル空港ではMPCアプリが使えるので、うまく活用できれば入国手続きの時間をかなり短縮できます。ただし、通信トラブル時の対応策も用意しておくことが大切だと痛感しました。

これからハワイに行く予定のある方にとって、私の体験が少しでもお役に立てれば幸いです。どうか皆さんはスムーズな入国を!



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