シュープレモ(ShoePremo)のパンプスの再調整をしてもらいました。
パンプスのかかとカパカパして、なかなか足に合う靴が見つからない!と思っていたら、そもそも「 足幅 」が合う靴が売られてないということを知り、幅狭靴をオーダーできるシュープレモ(ShoePremo)でパンプスを2足オーダーしました。
1足目はパテント(エナメル)素材の5.5cmパンプス、2足目はスエード素材の7cmパンプス。
パテント(エナメル)はスエードなどに比べてしっかりとした素材で、足に馴染むまでに時間がかかり、少し窮屈な感じがするので、再調整をお願いすることに。
再調整は、電話で相談したうえで靴を郵送してお願いすることもできるのですが、月に1回程度「 再調整会 」が開催されていて、場合によってはその場で調整することも可能らしいので、再調整会に申込みをして、錦糸町まで行ってきました!
会場は錦糸町駅から徒歩10分くらいのところにあり、オーナーの吉岡さん(キレイでおしゃれな女性の方です)と、旦那様の山崎さんが対応をしてくれます。
同じ時間に2人の対応をする感じなのですが、この時間帯はわたし一人だったので、じっくりと足の状態を見て調整してもらうことができました。
5.5cmパンプスを調整してもらう予定でバッグに入れて行き、その日は7.5cmのヒールの方を履いていったら・・・
『 こちらですね、早速調整していきましょう! 』と山崎さんが、履いている7.5cmヒールの足元を見て『 そうですね・・・少しゆるいですか? 』と聞いてくれたので、「 いや、調整してもらいたいのは、5.5cmのほうで・・・ 」とバッグから靴を出すと。
『 じゃあまず今履いている7.5cmの方から調整しちゃいましょうか! 』ということで、両方の調整もしてもらうことに。ありがたや。
7.5cmヒールは、木型の違いで1足目の5.5cmヒールよりもワイズ(足幅)がひとつ大きい「 A 」で、素材はやわらかめのスエードということもあり、わずかですが甲の履き口のあたりがゆるめです。
足にはすごくフィットしている感じだったのですが、ひとつ気になったのは、7.5cmヒールでわずかに前すべりすることで、もともとあった足裏のタコの部分が少し当たる感じがすること。
痛みが出るほどではないのだけれど、このまま履き続けて大丈夫かな?という感じがあったんですよね。
足裏のタコやウオノメを改善しつつ、ヒールの靴も履けるようになる!というのが、シュープレモ(ShoePremo)で靴をオーダーした最も重要な理由だったので、そのあたりも相談しつつ、調整をしてもらいました。
まだ足裏のアーチが伸びた状態なので、アーチをサポートする意味合いで「 中足骨パッド 」というものを入れてもらいます。
中足骨パッドで支えることによって、靴の中で足裏のアーチが自然とできるようになり、なおかつ、パットがクッションの役割もしてくれるので、痛みが出にくくなるんですね。
その他、薄手のパットを何枚か入れて歩いてみて細かく調整。左右でも違いがあります。
指先の少し当たる部分もその場で広げてもらい、7.5cmヒールの調整は完了!
快適になったような気はするのですが、実際は外を歩いてみないとわからないので、ある程度のところで良しとして、あとは日々の生活の中で様子を見ていくことに。
↓ こんな感じで目立たないように中敷きの下にパッドが入っていますよ。
同じように、5.5cmヒールパンプスの調整もしてきます。
5.5cmヒールは前すべりなどはなく、足裏は問題ないのですが、小指の付け根が当たって痛い。
足のアーチの周りのサイズが合っていて、しっかり支えられていれば、指先の方はどれだけ革を伸ばしても問題ないそうなので、できるかぎり伸ばして履きやすくしてもらいます。
少し楽になったところで、こちらも中足骨パッドを入れて足裏のアーチを調整。
指に当たる部分は、伸ばしてもらってもまだ気になる感じだったので、一旦預けてしっかり伸ばしてから郵送してもらうことに。オーダーして届いてから1ヶ月以内なので調整料・送料はかかりません。
安心のアフターサービスです(^^)
そして、約1週間後に届きました!
自分で素材を選んでオーダーした靴で、足に合わせて調整もしてもらっているので、すごく愛着がわいていて、箱を開けた瞬間「 おかえり~♪ 」という感じでした。
いいな、この感じ。
5.5cmヒールパンプスもかなり履きやすくなっていて、これなら外出に履いていっても大丈夫そう。
最初は様子を見ながらですが、少しづつ慣らしていきたいと思います。
5.5cmヒールパンプス 調整メモ
・ 中足骨パッド(大)
・ 親指・小指の先端~第2関節まで強く伸ばす(特に小指側を強く)
・ 親指の第1関節(骨棘部分)を伸ばす
・ 親指つけ根の先を伸ばす(天井)
・ 親指つけ根の側面をほぐす
それにしても、シュープレモ(ShoePremo)
の吉岡さんと山崎さんの靴に対するこだわりと情熱はすごい。
再調整も本当に一生懸命してくれて、「 自分の足にピッタリ合った靴探し 」を一緒にしていける方たちだと思いました。
若いお二人なので、経験という意味ではもっともっと上の方がいらっしゃるでしょうけど( シューフィット神戸屋さんの西村さんは、まさに経験値がすごい!という方 )、情熱では負けていないかも。
またパンプスを購入するときは、シュープレモ(ShoePremo) 一択ですが、パンプスだけではなく、サンダルやショートブーツなどつくってくれたらいいなぁ~(今は期間限定で夏にサンダルが1種類あるのみ)
パンプスのかかとがカパカパ抜ける(∋_∈)という方は、今の靴がご自分の足幅サイズと合っていない可能性ありです。
気になる方は、一度 シュープレモ(ShoePremo) のホームページやブログをのぞいてみてくださいね。
神戸屋さんの書籍もおすすめです(^^)
その靴、痛くないですか?
あなたにぴったりな靴の見つけ方
その靴、痛くないですか? 文庫版/あなたにぴったりな靴の見つけ方
♥ 足が痛くないパンプス選び 記事一覧
① 足裏のタコ・ウオノメの原因は?
② 自分の足の長さ(サイズ)と足幅(ワイズ)の計測
③ 正確なサイズを測ってくれるお店・幅狭靴を扱っているお店をチェック!
④ パンプスメソッド研究所で正確な足のサイズを計測してきました
⑤ シューフィット神戸屋さんで本来の足のサイズを測定!
♥ シューフィット神戸屋レポート
【1】エステに通う前に知りたかった!わたしの身体のクセ
【2】足に合った靴のサイズは「22.5cm AA」でした!
【3】脱げない痛くない!裸足よりも楽なパンプス
♥ 幅狭靴 購入レポート
・ シュープレモ(ShoePremo)5.5cmヒールパンプス試着オーダー会レポート
・ 幅狭足におすすめのスニーカー☆オニツカタイガー セラーノを購入~
・ シュープレモ(ShoePremo)7.5cmヒールパンプス試着オーダー会レポート@錦糸町
♥ 参考書籍
・ その靴、痛くないですか? ――あなたにぴったりな靴の見つけ方
・ 痛い靴がラクに歩ける靴になる