最近読んだ本の中で、とてもおもしろくて、すでに何度か読み返しているこの本。
旅に持っていくのに文庫本がいいかな~と思ったのですが (Kindleは便利なんだけど、やっぱり旅は文庫本の方が旅の空気があっていい)
勧められてすぐに読みたかったので、kindle版を購入しました。
アルケミスト = 錬金術師
というタイトル。
一体どんな内容なのかな?と思い、読み進めていくと・・・
最近自分の意識が向いていることが、物語として織り込まれて展開していて、本当に興味深く、楽しく、一日であっという間に読み終わりました。
訳者の山川紘矢さん・山川亜希子さんって、たしかスピリチュアル系の翻訳や著書なども出している方たち。
アルケミストの内容を読んで、なるほどなぁ、と思いました。
- おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ。
- 自分も同じ自由を手に入れることができるはずだと思った。自分をしばっているのは自分だけだった。
- 神様は誰にでも行く道を用意して下さるものだ。神様がおまえのために残してくれた前兆を、読んでゆくだけでいいのだ。
- もし常に今に心を集中していれば、幸せになれます。
主人公のサンチャゴ少年の考え方、節目節目で登場する人たち(クリスタル商人・らくだ使い・錬金術師)の教えや人生観などの中に、胸に響くものがいくつもありました。
物語の結末も良かった。
ふんわり系スピリチュアルではなく、「 実(じつ) 」が伴っているのがすごく良かった。
そして、この本を長年愛読している中山美穂さんが、アルケミストの物語を辿る旅の映像で、サンチャゴの世界を目で見ることも・・・
■プレミアムアーカイブス「中山美穂 魂の旅~小説”アルケミスト GG1
この本は、何度も何度も、繰り返し読んでいく本になると思います。
出会いに感謝です。
旅用に文庫本も買おうっと。