東京くらし防災(冊子)

台風に備えて防災グッズ・備蓄品などのチェックをしていて見つけた「東京くらし防災」という冊子。たしかポストに入っていたのをとっておいたのかなと思います。

東京くらし防災

軽く目を通してみて「災害時に役立つアプリをスマートフォンに入れておく」というのが気になったので、自治体の防災アプリを調べてみることに。

私の住んでいる区のアプリはないようだったので、東京都の防災アプリをインストールしてみました。(江戸川区などいくつかの区は専用のアプリがありました)

東京防災アプリ

「東京防災」「東京くらし防災」「災害時モード」という3つのモードがあります。東京くらし防災のモードでは冊子と同じものが読めるのかな。

東京防災アプリ

まずは災害時モードをチェックしておこう。

東京防災アプリ

設定で「マイエリア」(自宅や勤務先など)を3箇所まで登録できて、避難情報・災害情報などのお知らせを受け取ることができます。地域の放送は聞こえにくいので、こういうのがあると便利だしありがたい!

下にスクロールしていくと「安否連絡と情報収集」という項目がありました。

東京防災アプリ

「安否連絡」「災害用伝言ダイヤル」「緊急連絡先」がまとまっていて、公衆電話の設置場所も検索できます。これは便利だ~。

東京防災アプリ

「安否連絡」をクリックしてみましょう。

東京防災アプリ

ここでは「Google パーソンファインダー」への登録ができるようです。

Google パーソンファインダー とは?

災害発生時にのみ提供される安否確認サービス。自分の「安否を知らせる機能」と、家族や友人の「安否を調べる機能」の2つが用意されています。ブラウザで「Googleパーソンファインダー」と検索してアクセスすることができ、誰でも情報を調べることが可能です。

※2019年10月11日現在、台風19号の発生によりGoogleパーソンファインダーの提供・登録が開始されています。

東京防災アプリ

名前や電話番号など検索するための個人情報のほか、「避難所にいます」「無事です」などのコメントを入力すると、その文言を登録することができます。

東京防災アプリが連携しているのは「Google パーソンファインダー」の他、「メール」「LINE」「Twitter」「Facebook」の5つ。

東京防災アプリ

SNSでは上記で入力した「名前」「コメント」などが投稿できるようになっていました。

避難所へ行くことになった場合や、停電になった場合などは、知人への安否連絡をするときにスマホや携帯電話の充電が気になるところ。いろんな人とやり取りをしていて大事な時に使えないと困りますしね。安否確認はお互いに気を使います。

Google パーソンファインダー なら、状況を登録しておけば、誰でも検索して調べることができるので本当に便利!事前に実家の家族にもURLや使い方などを知らせておきました。

パーソンファインダーは、2005年からGoogleが行っている災害対応の活動のひとつで、2010年1月のハイチでの地震の安否確認のために導入されました。日本では2011年3月の東日本大震災の直後に提供され、約67万件以上の安否情報が登録されたそうです。

現在は、NHK「安否情報ダイアル」や各携帯キャリア運営の「災害用伝言版」などの情報が集約されている「J-anpi 安否情報まとめて検索」とも提携しています。パーソンファインダーで情報が見つからなかった場合でも、提携先に情報があった場合は、ワンタップで結果を表示することが可能。

24時間で登録情報が削除される「Demo(体験版)」は常時公開されています。

Googleパーソンファインダー検索結果

いざという時に使えるように、一度試しておくといいかもしれませんね。

パーソンファインダー(安否確認):Demo