先日参加させてもらった メイソンピアソン(MeisonPiason)の「美髪アカデミー」というイベントで、ヘアブラシのお手入れ方法について実演をまじえて詳しくお話を聞かせてもらいました。

メイソンピアソンとは、「ヘアブラシ界のロールスロイス」と称される、天然猪毛をつかった高級ヘアブラシです。

英国では150年の歴史があり、このヘアブラシを何十年も使っているという女性の伝説的な話もあったりします。そのくらい長持ちする、一生モノのヘアブラシということですね。

ただ、長く使うためには日常のお手入れが大切。天然の猪毛ですから、やはり素材の劣化というのはどうしてもあります。

その多少の劣化も含めということにはなりますが、平均的にはかなり長く使っている方が多く、一生モノといっても過言ではないのだそうです。

そして、長く大切に使ってもらうために、中くらいのハンディタイプと、大きめのミディアムタイプには、お手入れをする クリーニングブラシ が付属しています。

今回はこのクリーニングブラシを使ったお手入れ方法を2種類。そして、ポケットサイズにはクリーニングブラシがついていないので、その場合のお手入れのコツなどもお伝えしていきます♪

通常のお手入れ:ドライクリーニング

通常のお手入れは、このドライクリーニングのみを行います。

1.クリーニングブラシをヘアブラシの柄の方から先端に向かって(縦方向)動かし、絡まった髪の毛やほこりをやさしくかき出す。

2.1とは十字を切る方向(横方向)にクリーニングブラシを動かし、取り切れなかった汚れをかき出す。

お手入れ方法はこの2ステップでとっても簡単!

ヘアブラシは使っているうちに髪についている汚れがついたり、保管時にホコリがついてしまったりしがちなので、こまめにクリーニングするようにしましょう!

そうすることで、大切なヘアブラシを長く使えるようになります。

特に汚れがひどい場合:水洗いクリーニング

水洗いクリーニングは、汚れがひどい場合のみ行います。過度な水洗いはブラシを傷める原因となるので注意しましょう。

1.人肌くらいに温めたぬるま湯で石けん水をつくり、泡立ててからクリーニングを浸す。

2.ヘアブラシの先端を真下に向けた状態で、クリーニングブラシをこするようにして汚れを落とす。

3.クリーニングブラシを水ですすぎ、2と同様にこすりあわせ、ブラシについた石けんを落とす。

4.タオルなどは使わずに、振るなどして水気を切ってから、ブラシを逆さにして(真下に向けて)陰干しし、室内で自然乾燥する。

水洗いの一番のポイントは、上側の先端にある「空気穴」から水が入らないよう、真下に向けて洗うこと。干す時も同様です。

通常はドライクリーニングだけでも十分キレイになりますから、そちらをこまめにやるようにしたほうがいいですね。

クリーニングブラシがない場合のお手入れ

ポケットサイズのヘアブラシには、クリーニングブラシが付属していません。別売りの クリーニングブラシ単体 を購入することもできるので、そちらを利用するのもいいと思います。

もし、クリーニングブラシを使わずにお手入れをする場合は、歯ブラシや綿棒を使って汚れやホコリをかき出します。これが定番の方法だと思います。

そして、今回のイベントでお話を聞いて、その後自宅でやってみて「これはいい!」と思った方法がひとつありまして。それは・・・

「ピンセットでつまんで取る」という方法です。

面倒そうな感じがしますが、ブラシの毛に絡まったホコリなどもスルスルと取れるんです!これは感動した~~~。多少時間がかかってもやる価値ありです。

クリーニングブラシをお持ちの方も、もうちょっと細かいところまでキレイにしたい!という時は、ぜひ試してみてください。かなりスッキリしますよ~✨

品質の良い メイソンピアソン(MeisonPiason)のヘアブラシは、大切にお手入れをしながら使っていけば、5年、10年、20年と使っていけるものです。

しかもブラシに使われている天然の猪毛は、使えば使うほど髪の油分などを吸収して、その人の髪質に合わせてしなやかになり、より使いやすくなっていくそうです。

私も今まで以上にこまめにお手入れをして、長く大切に使っていこうと思います♡

メイソンピアソン ヘアブラシ一覧