ネイルに行く前に恵比寿のアトレに寄って、有隣堂書店と併設しているスタバで気になる本をチェックしてきました。

ひとつがこちら長友佑都のファットアダプト食事法

ファットアダプトとは、糖質の代わりに積極的に脂質を摂ることで、自分の体を「脂質適応状態」にし、体脂肪を燃えやすくする食事法。著者の長友佑都選手は2017年よりこの食事法に取り組み、その結果、パフォーマンスが飛躍的に向上し、「プロ1年目からこの食事法を取り入れていたら、レアル・マドリードに入れたかもしれない」とまで言っている。これまでに「体幹」「ヨガ」など、アスリートとしてのパフォーマンス向上のためにストイックに取り組んできた著者が、最終的にたどり着いた、画期的「食事」メソッド!

毎朝の習慣としてバターコーヒーを取り入れ始めて『体のオイル交換』について興味が出てきたところで、たまたまネットの記事か何かで知ったのかな。

有隣堂書店では入り口すぐのところにたくさん平置きで積んであって、すぐに目につきました。

長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム

まず驚いたのは、長友佑都さんが自身の体のパフォーマンスを上げるために、食事を見直すようになったのが4年前くらいから、ということ。

日本はこういった情報がかなり遅れているとは聞いていたけど、一流のプロスポーツ選手でも食事で体をコントロールするというところにはなかなか至らないのだなと思いました。

長友選手は、「体幹」や「ヨガ」などの【外側のこと】から、食事を見直して細胞レベルで体を変えていく【内側のこと】にも取り組みはじめ、怪我が減ったり、回復力がかなり上がったのだそう。

そしていざ取り組み始めると、そのストイックな姿勢はやはりプロ。専門のシェフと医師とタッグを組んで、自身の体をもって検証を重ね、最近ではこの「ファットアダプト食事法」を広める活動を精力的に行っているようです。

FAT ADAPT

専属シェフの加藤さんのつくるお食事は、良質の脂とタンパク質をしっかり摂れるように考えられていて、なおかつ見た目も美しい!こんな食事を每日食べられたら、幸せだな~。

実は、加藤シェフと食事改善に取り組み始めた最初のころは、ストイックすぎるほどの糖質制限(ケトジェニック)をしていたらしいです。

その頃は、ちょっとしたエネルギー不足や瞬発系のパワー不足、そして精神的にもストレスを感じるようなことがあったそう。

それを知った北里研究所病院の糖尿病センター長・山田医師から加藤シェフに連絡があり、そこから糖質の摂り方も合わせて研究。

毎食ごとに食前・食後の血糖値の測定するなど、長友選手自らが実験台として適正値を探っていく中で、現在の「ファットアダプト食事法」が完成したのだそう。

具体的な考え方としては、3大栄養素の糖質・タンパク質・脂質のバランスを3:3:4に保つこと。

そして、糖質(炭水化物)の摂取量の目安なども載っていて、一般的には1食20~40g程度。1日で120gくらいにするのが適切なのだそう。(トップアスリートの場合はもう少し多めです)

それを見て、私ももう少し炭水化物を減らしてもいいかなぁと、今実践中。様子を見ながら調整していこうと思います。

レシピなどはかなりストイックな内容なので、一般の人が真似をするにはなかなかハードルが高いかも?

脂質やタンパク質を積極的に摂り、脂肪をエネルギーとして効果的に使える、つまり脂肪を燃やしやすくする体質に改善できるので、アスリートの人にとってはすごく参考になるのではないかな。

基本的な内容は、アスリートにもビジネスパーソンにも、もちろんダイエットをしたい人にも、とても参考になると思います。

糖質制限をしたり、脂質をあまり摂らないようにしたり、いろいろ試してみても、どうも結果につながらない、という方はぜひぜひご一読を!

長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム