数日前から、新たな習慣をプラスした朝のルーティンを実際にやってみて検証中。

プラスしたもののひとつに「10分程度の読書」というものがあり、試しにやってみるとこれがとてもいい。

10分だとたいして読み進められないかな、と思ったりもしたのですが、積読になりがちな小説などをちょこちょこ読むのにいい感じで。これなら日数はかかるにしても、あれもこれも読める!ととても嬉しい気持ちになっています。

今、読んでいるのは、旅の移動中に読もうと思って買った「ラオスにいったい何があるというんですか?」という村上春樹の紀行文集。

旅の移動中にと思いつつ、一人で長時間の移動することが最近あまりないため、積読本として積まれたままになっていた文庫本です。

昨日と今日で読んだのは「緑の苔と温泉のあるところ(アイスランド)」の章なのですが、淡々とした言い回しが妙にじわって、ぶはっ・・・と思わず笑い声がもれてしまうおもしろさで。

実際に行ってみたいかどうかは別として。アイスランドにとても興味が湧いてきました。

そして、最も興味を持ったもののひとつが「パフィン」という鳥。ご存知ですか?

パフィンは本当に不思議な見かけの鳥で、北極近辺で活動する鳥のくせに、くちばしがまるで南国の花みたいにやたらカラフルで、足がオレンジ色で、全然北方ぽくない。目つきはどことなく阪神(→楽天)の星野監督に似ている。

一年のうちおよそ七ヶ月を、陸地にまったく足をつけることなく、海上で過ごしているということだ。

日本では「エトピリカ」という名前で呼ばれているそうで、葛西臨海公園の水族館にいるのだとか!(これもこの紀行文集の中で出てきた。)

で、調べてみると、葉加瀬太郎の名前が出てくるのは・・・?

情熱大陸のエンディングテーマのこの曲が「エトピリカ」というタイトルだからなのですね。誰もが聞いたことがあるであろうこちらの名曲。

この曲のタイトルに「エトピリカ」とつけたエピソードがまたよくて。

「子供の頃から大好きなんです! ピエロみたいな顔が好きで、すごく印象に残っていました。この曲にまだタイトルが付いていないときに、ふとエトピリカのことを思い出して、『空を飛んでいきたい』『大空を目指す』という感じがぴったりだなと思ってタイトルに付けました」

引用元:https://natalie.mu/music/news/123125

なんだかストーリーがおもしろく流れたので、葛西臨海水族館にエトピリカを見に行ってみようかしら、などと目論見中。

朝ルーティンに加えた10分読書は、私の世界を広げてくれるいい習慣となっています。

習慣づくりの参考書はこちら。