星野リゾート 界 アンジン の宿泊記その3です。
夕食は2階のレストランでいただきます。
チェックインの時に時間を聞かれるので、17時半・19時半いずれかで予約。今回は17時半にしてみました。
レストランに到着すると、こちらから名乗らずとも「 ○○様でございますね、お待ちしておりました。本日は海側のお席にご案内します。 」と。
席は個室ではないのですが、間仕切りで半個室になっていて、他のお客様がまったく気になりません。
浴衣や作務衣でもゆったり過ごせそうです。テーブル席なので、高齢者の方などもでも安心ですね。
界アンジンの夕食は、伊豆らしさを感じる食材に、三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた和会席のコースです。
ますは「 先付け 」と「 お椀 」から。
「 先付け 」鴨と香味野菜のお浸し ニューサマーオレンジ風味
「 お椀 」おくらの翡翠豆腐 唐黍つくね
おくらの翡翠豆腐が香り豊かでおいしかったな~。
「 楽盛り 」はアフタヌーンティー風の器で目にも楽しい♪
海老とブロッコリーの松風、とうもろこしの葛豆腐、合鴨ロース オレンジ酢味噌がけ
苦瓜と磯井えんどうの和え物、まぐろとアボカドの酢ゼリー、川海老から揚げ、丸十おかき揚げ
栄累 三杯酢 もみじおろし
界アンジン流 お造り取り合わせ
新鮮なお造りはどれも美味しかった!海老もぷりぷり♡
「 揚げ物 」白魚けんちん揚げ、野菜天麩羅
「 蓋物 」穴子と湯葉の炊き合わせ
「 台の物 」金目鯛とあさりの紙包み焼き
金目鯛とあさりをブイヤベースで煮込んで、お味噌をきかせた一品。ビールに合いそうなお味。
「 お食事 」白飯、止め椀、香のもの
「 甘味 」フルーツの入ったラムネのゼリー
チョコレートのウエルカムプレートが添えられていました♡
気づけば外は日が暮れていい雰囲気に。
食後は1階のライブラリーでコーヒーをいただきながら、本をパラパラと。
19時15分からは「 ご当地楽 」という、星野リゾートならではのイベントがロビーで開催されます。その地にちなんだ文化を紹介しれくれるものらしい。
界アンジンでは、宿の名前にもなっている英国人航海士・ウィリアム・アダムス(三浦按針)が日本に来た由来や、徳川家康公の命を受け日本初の西洋式帆船を造船するまでに至った歴史などを、ストーリー仕立てで紹介してもらいました。
その後20時半からは、バーコーナーが設けられ、食後酒とチョコレートが楽しめます♪
ヘーゼルナッツのリキュールをロックで。
ちょうど部屋で聴いていたのと同じジョン・コルトレーンのレコードから、スッタフさんおすすめのクラシックレコードへ。なんとも大人な夜の過ごし方です。
お部屋から見える景色に三浦按針の船を重ねて、伊東の歴史に思いを馳せながら、眠りにつくことにします・・・