激安万年筆

少し前に文具女子仲間の間で話題になっていたAmazonの激安万年筆。4本セットで2,000円以下というびっくりするお値段の中華万年筆です。

Wing Sung 万年筆 細字 Fine 透明軸 ゴールドトリム スクリュー式 矢印クリップ(4個色セット)

見た目スケルトンでとっても可愛いこちらの万年筆。実際に買って使っている人の話によると、普通に使えるとのこと。

インク沼の住人になるとどんどんインクが増えていって、同時に万年筆も必要になるから(あとは欲しい万年筆もどんどん出てくるから)必然的にインク沼と万年筆沼はセットになるようです。

とはいえ、それなりの値段の万年筆をインクと共に増やしていくのもなかなか大変らしく、そういう時にこの激安万年筆が活躍するそう。スケルトンボディでお気に入りのインクの色が見た目で楽しめるのもいいですよねぇ。

ラメインクのお試しにも

複数のインクをそれぞれ万年筆に入れて同時に使える他に、ラメインクのお試しにも向いているみたいです。

ラメインクって小さい粒子とはいえ「固形物」が入っているものだから、相性のあまり良くない万年筆の場合はラメが詰まってしまったりして使いにくいらしいのですよね。

なので万年筆のカートリッジには充填しないで、ガラスペンでつけペンとして使う人もいます。しかしそれだといちいちインクが無くなる度につける必要があってなかなか面倒。

そんな時、激安万年筆だとペン自体をダメにしてしまうリスクを恐れずに使うことができます。この気軽さがまたいいみたいですね。ガンガン楽しめる。

激安万年筆の注意点

なかなか使えると評判のいいAmazonの激安万年筆ですが、ひとつだけ使用上の注意点があります。

それは、ペン先を下にして保管すると、キャップにインクがダダ漏れする。ということ。一晩でほとんど抜けてしまうくらいの勢いで漏れるようです。

自宅で気をつけて使う分には問題なさそうですが、持ち運びには向いていないかもしれません。実用性というよりは、趣味の道具的な感じですね。

インク沼の住人さんにはおすすめ

傍から見ていると楽しいのだけれど、インク沼は本当~に深そうです。みなさんとても楽しそうに使っているので、すでにインク沼の住人の方にはおすすめ。

私はまだ足を踏み入れていませんが。その時がきたら、きっとこのAmazonの激安万年筆にもお世話になることでしょう。

Wing Sung 万年筆 細字 Fine 透明軸 ゴールドトリム スクリュー式 矢印クリップ(4個色セット)

ただ、万年筆初心者の人が最初に使う1本としてはどうかな?とも思ったりします。おもちゃ感覚で使うにはいいと思うのだけれど。

もし最初の1本として安いものをお試しに、というのであれば、国産メーカーの プレピーkakunoプレジール あたりから試してみるのがおすすめです。どれも1,000円以内で買える国産メーカーの万年筆です♪