先日、友人が上を向いて大笑いしていたときに、口の中が丸見えになっていて、奥歯の銀歯（だと思う）がちらっと見えた時、思い出しました。
そういえばかなり前に、「健康のベースとして、銀歯を除去してメタルフリーにしておくのは大切なことだよ」と教えてもらって、歯医者さんで全て取り除いてもらったんですよね。
メタルフリーの状態が普通になって、すっかり忘れていたけど。これ、すごく大事なことなので、あらためて書いておこうと思います。
銀歯（アマルガム）の影響
昔、虫歯の歯科治療として一般的だった「銀歯治療」。虫歯を除去した後にアマルガムを充填するという治療です。
アマルガムは、水銀を40～50%含んでいる金属で、銀35%、スズ9%、銅6%、亜鉛少量でできています。（これ見るだけでも、怖いわ。）
治療後に再び虫歯になりにくいというメリットがあり、無機水銀で安全だと言われていましたが。
近年では「様々な体調不良の原因」と考えられていて、アレルギー、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、頭痛、などの症状が起こる危険性が高い材料だと言われています。
現在は保険治療から廃止されていますが、子供の頃に歯医者にかかった時につけてそのまま、という方もいるのではないでしょうか。
銀歯（アマルガム）の見分け方
銀歯（アマルガム）の見分け方は、いくつかあります。
・経年劣化で黒く変色している
・他の詰め物（パラジウム合金）よりも表面がザラザラしている
比較的見分けがつきやすいようですが、はっきりとわからない場合は歯科医で相談するのがいいですね。
銀歯（アマルガム）の除去
アマルガムが口の中にあると、唾液が電解質として作用して劣化していきます。水銀を含んだ蒸気を発するとも言われていて、自覚が無いままで体内に吸収されていきます。
銀歯（アマルガム）の除去は、歯科医で相談のうえ取り除くことが可能です。
アマルガムを除去後、光重合レジン（歯科用プラスチック）やセラミックで治療します。見える場所にある銀歯の場合は、見た目もかなりスッキリしますよ。
除去する治療では、削り取るときに水銀が飛び散らないようにラバーダムなどでガードをするのが一般的です。ここは治療前にしっかりと歯科医に確認しましょう。
健康のための最重要項目
今なんらかの体調不良がある人はもちろん、とくに気になる症状がなかったとしても、口の中に銀歯があるままという方は、銀歯を除去してメタルフリーにすることをおすすめします。
私は10年以上前に除去をしてすっかり忘れていましたが、考えてみたらこれは「今健康であれていること」の大きな要因のひとつだと感じています。
教えてくださった方に、本当に感謝です。
初めて聞いたという方も、知ってはいたけどそこまで気にしていなかったという方も。今一度、お口の中の健康を見直してみてください。
サプリや美容のケアよりも、ずっとずっと大切で、一番に取り組むべき最重要項目だと思います！
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合わせてシリカで重金属類のデトックスをするのもいいかも。腸管から重金属、血管内のコレステロールや脂肪を吸着して、体外に排出する働きがあります。
