気温が高くてのどが乾く夏の季節に比べると、秋~冬にかけての時期は、つい水分補給を忘れてしまいがちになりませんか?
「体が冷える」と思ってしまう人も多いみたい。
だけど、身体に適切な水分を補給することは季節に関係なく、美しく健康な身体づくりには必要なこと!
これからの季節も、キレイな肌と身体のために、正しい方法で意識的に水分補給をしていくことが秋冬のキレイをつくる重要なポイントとなりそうですよ。
心と身体を美しく整えるためには、こまめな水分補給を
順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんの著書による「美容と健康のための水の飲み方のポイント」。理想は、1日1リットル~2リットルの水をこまめに飲むこと。
朝、起きぬけにコップ1杯の水。出かけるときは、バッグの中には、必ず水のペットボトルを入れる。仕事のデスクの上にも、必ず水を置いておく。そして、定期的に、こまめに水を飲む習慣をつける。これが理想です。
(出典:小林弘幸著『「これ」だけ意識すればきれいになれる。自律神経美人をつくる126の習慣』)
わたしたちの身体は約70%が水でできていると言われていて、その中から汗や尿で毎日2リットル近くの水分が排出されているんだそう!
2リットルって、けっこうすごいですよね。それだけの水分が毎日毎日排出されているのだから、それを補うことは1年中通して欠かせないというわけです。
ハリのある肌や艶やかな髪を手に入れるために
「こまめに水を飲む」ということは水分補給の役割以外に、自律神経を整える働きもあるのだそう。
細胞のすみずみにまで質のよいきれいな血液が流れるようになれば、すべての臓器の機能が良くなります。(中略)血流をよくして、細胞のすみずみにまで十分な酸素と栄養素をいきわたらせると、たちまち肌や髪は、ふっくらとした弾力やみずみずしさ、ハリ、ツヤを取り戻します。
(出典小林弘幸著『蘇る健康法 過去から未来へのメッセージ』)
自律神経は、血液や呼吸、内蔵の働きをコントロールしているものだから、そこが整うことで、細胞のすみずみまで質の良いキレイな血液が流れるようになります。
質の良い血液を体中滞りなく巡らせるというのは、美と健康の基本中の基本。
ハリのある肌や艶やかな髪を手に入れるには、お水をこまめに飲むことで、自律神経を味方につけるのがよさそうです。
リラックス効果もばつぐん
「緊張したときに水を一口飲んだら緊張が和らいだ」「イライラしたときに水を一口飲んだら落ち着く」といった精神的な効果も、水がもたらす自律神経を整える効果のひとつ。
ホルモンのバランスの影響で、時期によって精神的なアップダウンがある女性にとっては頼もしい存在です。
水を飲むことで、美と健康に効果があるだけではなく、緊張したりイライラしたりという気持ちを落ち着かせてリラックス効果もある、と知ったら、ますますミネラルウォーターが手放せなくなりますね。
秋冬の時期でも、いつでもこまめに水分補給。これからの季節のキレイをつくる習慣を新たにはじめてみましょう!