仲間とともに2008年から約13年間、ワールド・ビジョン・ジャパンを通してチャイルドスポンサーシップ支援を行ってきた、ラオス開発地域の活動が終了を迎えたということで、報告が届きました。

ワールド・ビジョンの活動成果

ラオスの開発地域では2006年度からの準備期間を経て、2022年度の第3期まで17年間支援活動が続けられてきました。

たくさんの方々の支援により、地域の人々が変わり、環境も変わりました。

低体重児の割合は、2009年の52%から2021年は26%へ。

全ての家庭が、十分な回数の食事を取れるようになりました。

小学校の卒業率は2022年に97%に。ほぼ全ての就学児が小学校を卒業できるようになったそうです。

ラオスの支援当初は、貧困に加えて、保護者の教育への理解不足から就学率がかなり低くなっていて、学校教育の質も悪く、子供たちは学校に通っていても適切な学習効果が得られていませんでした。

校舎などのハード面の環境も悪かったため、子供たちが安心して学べる衛生的な学習環境を整えるために、学校校舎の建設・改修、トイレ・井戸の設置などが行われました。

机・椅子・教材・文具などの学校備品の提供も行い、授業の質の向上を目的とした教員研修も行われました。

その結果、小学校を卒業し進級試験に合格する子供たちの割合も97%まで増え、学習環境が大きく改善されたとのこと。

夢を叶え、先生になった女の子

報告書には支援を受けていた女の子のインタビューも掲載されていました。

貧しい村に住み、毎日5 km 歩いて水汲みに行って、トイレも水道もない学校に通っていたラオスのひとりの女の子。

ワールドビジョンの支援が始まってから小学校卒業後に中学校、高校、教員養成大学へと進学し、今では先生をしているそうです。

彼女の言葉です。

『ワールドビジョンが村に来てくれて、私の人生が変わりました。 教育への理解がなかった父の考えが変わり、どんな時も学びを支えてくれるようになりました。』

彼女の村では女の子が高等教育に進むことが当たり前の環境ではなく、周りからの批判も受けたそうです。

そんな中でもワールドビジョンの支援を通して、両親だけではなく、彼女自身も教育の大切さを理解し、先生になるという将来の夢に向かって勉強に励みました。

『先生になった今、地域のすべての子どもの学びのサポートをし、特に女の子が高等教育を受けられるように働きかけていきたいです。』

以前、スポンサーシップを卒業し、先生になった、別の女の子の話を聞きに行ったことがあります。

その女の子も「Education is power(教育は力だ)」と、とても力強く言っていたのが印象的でした。

地域全体の環境改善

ワールドビジョンのチャイルド・スポンサーシップは、ひとりのチャイルドと一対一で支援・交流ができるのが特徴のひとつです。ですが、一人の子どもだけを対象にお金や物を提供する支援ではないのです。

そこに住む子どもたちが、健やかに成長できる継続可能な環境を整えて行けるように、支援地域の人々とともに水衛生、保健・栄養改善、教育、子供の保護などに取り組む。

スポンサーの皆さんからの支援によって、これら全ての活動が行われています。

ラオスでも17年間をかけて支援プログラムが実施され、地域全体の環境が改善しました。

インタビューを受けていた女の子のように、教育を受け、自分の目指す道に進める子供たちが増えてくれたことは、とても素晴らしい成果だと思います。

同じ支援者の皆様と、ワールドビジョンスタッフの活動に感謝します😌

支援が終了してしまうと、チャイルドとは連絡が取れなくなってしまうのは残念ですが、出会えたことに感謝をして。

チャイルド本人やご家族、地域の方々が、これからも笑顔の毎日を送ってくれたらと祈ります。


1日あたり150円の支援で「希望」を。

世界の貧困、災害、紛争に苦しむ子どもたちを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン

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