沖縄の映画館で「ミラクルシティコザ」を観てきた感想・レビュー♪ 映画の後にミラクルが起きた…！

2022年1月末にハイアットリージェンシー那覇沖縄に宿泊し、帰りの飛行機まで時間があったので、沖縄で先行上映となっていた映画「ミラクルシティコザ」を観てきました。

沖縄の先行上映映画館は、シネマQ・シネマライカム・ミハマ7プレックス・サザンプレックス・シネマプラザハウス1954の5箇所。

一度、那覇空港のコインロッカーに荷物を預け、そこから一番近くて行きやすいおもろまちのサンエー那覇メインプレイスにある「シネマQ」で観ることにしました。

ミラクルシティコザ

ミラクルシティコザは、桐谷健太さんが主演を務める、1970年代と現在の沖縄市コザを舞台に描いたタイムスリップコメディ。

1970年代に活躍した沖縄の伝説のハードロックバンド「紫」が、劇中に登場するバンドのライブ音源を担当しています。

実は、2009年にご縁があって「紫」の東京ライブの主催のお手伝いをさせてもらったとことがあり、それまで紫のことをまったく知らなかった私も、あまりのかっこよさにすっかり魅了されてしまったのです。

そんなわけで、今回は紫の楽曲がどのように使われているのかな、というところに興味があって観に行きました。

キャスト

監督・脚本：平一紘

出演：桐谷健太／大城優紀／津波竜斗／小池美津弘／津波信一／神崎英敏／アカバナー青年会／渡久地雅斗／山内和将／玉代勢圭司／山城智二／城間やよい／喜舎場泉

感想・レビュー

日曜日でシネマQは人で賑わっていて、ひとつ飛ばしの座席数ということもあり、すでに選択できる席が少なくなっていた。あぶなかった…！

チケットを購入して、売店でホットコーヒーを買い、館内へ。

上映スクリーンに向かう途中で、紫の「Double Dealing Woman」が流れてきた！テンション上がる！沖縄の映画館で観れてよかった！笑

紫+4tracks(紙ジャケット仕様)

事前に舞台挨拶の動画などもチェックし、「紫が音楽を担当したタイムスリップコメディ映画」ということで観始めたわけですが・・・

コメディ映画っていうか・・・

感動して、めっちゃ泣いた！

3回くらい泣いた！顔がぐしゃぐしゃになった！笑（女性のみなさん、ご注意ください。）

もちろん、笑えるところもたくさんあったのですが。

日本人が、アメリカ人が、うちなーんちゅが、バンドマンが、ヒッピーが、米兵が、街の女が・・・様々な立場や環境の中で、それぞれに悲しみや葛藤を抱えながらも、今を生きている。

たくさんの登場人物たちの心の機微が、史実をもとに丁寧に描かれていて。

現在と過去を行き来するストーリーの中で、ベトナム戦争特需に湧く70年代の沖縄コザの姿を垣間見ることができました。

そして、音楽も素晴らしかった！もっともっと聴きたかった！

1970年代から活躍している紫は、現在も現役、というか・・・年々パワーアップしているようにも感じます。

そんな紫のメンバーが駆け抜けた時代の空気感を、映画の中でほんの一部でも感じることができてよかった。

映画を観終わった後、仲間全員が「いや～～～、よかったね～！」と口を揃えて言っていました。

正直、内容には特に期待せずに観に行ったのですが、お話もとてもよかったです。まさかこんなに泣けるとは。

展示物巡りも楽しいかも

後から気づいたのですが、シネマQには主演の桐谷健太さんと紫のメンバーの直筆サイン入りポスターが展示されていました。

↓ 桐谷健太さんの直筆サイン

↓ 紫メンバーの直筆サイン

その他、ミハマ7プレックスにはジョージ紫さんのハモンドとChibiさんのドラムセットが展示されていたりするらしいです。

@miraclecitykoza

ジョージさんのハモンドとChibiさんのドラムセットが展示されている。#ジョージ紫 #宮永英一 #紫 #MURASAKI #沖縄ハードロックバンド #ミラクルシティコザ https://t.co/BkX7cWSxyD
— ロック喫茶紫社長！ (@ROCKCAFE24) January 28, 2022